●●● a truancy.

映る影

群青色の爪が2本剥げて
少しだけ現実に戻された様な気分になった

実はそれ程酔ってはいない事に気付き
ベースの振動が床に伝わって

あの人の声がアルコールと共に血液に混じり
私の心臓を動かしている


いつの間にか何も感じなくなってしまった私は
つまらない人間になって
目と耳だけが妙に冴える

煩い音で肌が痛くて


不快に感じてしまった私は
きっと明日も見えなくて
煙草の煙で視界をカモフラージュして
逃げて


もう駄目になるんだろう